語感による科学的名づけ

グラフ解説

   宇宙刑事ギャバン  

ギャバン。懐かしい名前である。往年のフランスの名俳優、ジャンギャバン。
宇宙刑事ギャバンを語感分析してみよう。
宇宙刑事ギャバンは長い名前なので、一括で分析すると、それぞれの音素の持つイメージが相殺されてしまい、平板な分析結果になりやすい。そこで、宇宙刑事とギャバンを別々に分析し、それを合わるという分析手法を取ってみた。
宇宙刑事も宇宙と刑事に分けて、別々に分析し、ギャバンと合わせるという手もあるが、ギャバンの重みが少なくなってしまう(重み付けを1/3から1/2に調整することも出来るが)。
分析結果の1〜5であるが、これは必ずしも絶対的な順序ではない。感性の問題なので、人によっても異なるし、同じ人でもその時の気分によって、何に強く感じるかは異ることもありうる。ただ、そうは言っても、赤いバラは誰が見ても赤いように、極端に変わるわけではない。従って、表の順位1と5が逆になることはありえても、順位1と10が逆転することはまずないと思う(事象を113〜180のイメージに切り分けているので、ごく近い表現が並ぶ結果となってしまうが、それらの順序は絶対的なものではなく、傾向程度に考えて解釈して欲しい)。
四種の分析結果を並べてみたが、ジャンギャバンを知らない若い世代は、宇宙刑事ギャバンに、渋さかヤンチャな親しみか、どちらを先に感じるのだろうか。
    (平成24年10月5日)

ギャバン+宇宙刑事=宇宙刑事+ギャバン宇宙刑事ギャバン
1力強さ親しみ渋 いかわいい
2ボリューム感かわいいボリューム感親しみ
3野性味+お茶目=社交的お茶目
4渋 いヤンチャナかわいいヤンチャナ
5たくましさカワイイたくましさ渋 い
''''
宇宙+刑事=宇宙刑事(宇宙+刑事)+ギャバン
1お茶目キュートかわいい渋 い
2かわいい繊 細親しみ社交的
3親しみ+カワイイ=ヤンチャナボリューム感
4ヤンチャナイキイキカワイイかわいい
5軽やか几帳面お茶目たくましさ
ジャン+ギャバン=ジャン+ギャバン宇宙+刑事+ギャバン
''''''''
1渋 い''''力強さ''''渋 いかわいい
2ボリューム感''''ボリューム感''''ボリューム感ヤンチャナ
3豊 潤+野性味=力強さ親しみ
4個性豊か渋 い野性味お茶目
5包容力たくましさ包容力おすまし

      グラフ 解説  

グラフの見方  

色々のグラフがありますが、ことばのクオリアの切り口を変えると、このように色々の見え方があるということです。

グラフは、一つのクオリアであるイメージ群を、構成比率的に表しています。低い項目は、それが無いということではなく、他が高く相対的に低いということを表しているにすぎません。

グラフの見方としては、グラフの高いところは、そのイメージの方向が強いということで、あちこちピークのあるグラフは、色々方向の違うイメージが含まれているということです。単純なグラフは、それだけイメージ性が強いということですが、複雑なグラフはそれだけ色々なイメージを持っているということで、どちらがいいともいいきれません。単純だが強烈なイメージか、味わい深いイメージかの違いです。

親の願い・性格グラフ  

我が子に対する、こうあれかしという親の願いを12にまとめてみました。これは、我が子の性格・生き方についてのもので、その結果についてのものではありません。お金持ちになって欲しいと願っても、それは勤勉の結果かもしれないし、創造性の結果かもしれないし、又、単なる幸運の結果かもしれません。名前に込められるのは、頑張り屋になって欲しいのか、さわやかな人になって欲しいのか、やさしい人になって欲しいのかという方向性だけです。

その他、切り口によって、ファッション、雰囲気、イメージ、パーソナリティ、味覚、自動車などのグラフがあります。又、目的によって新しい切り口の新しいグラフを作ることができます。これによって、赤ちゃんの名前だけではなく、新しく売り出す車の名前、新しい施設の名前、キャッチコピーなどを分析することが出来ます。

イメージ語180、人物イメージ語113  

ファッション業界では、従来から商品イメージを ’SWEET’,’TRADITIONAL’,’ACTIVE’,’COOL’ の四つの方向性で評価しますが、その四つの方向性を膨らませて180のイメージ語を用意し、名前それぞれが持っているイメージを強く含んでいるものから順に並べたものの上位を抽出したものです。よく似たものが並んでしまいますが、上位10ぐらいをザット眺めていただくと、イメージの傾向がよく分かると思います。人物イメージ語113は、人物を表現するイメージ語を113用意しました。商品と人間ではやや表現が変わるからです。

バランス  

性格グラフ、パーソナリティ・グラフの切り口、人物イメージ語113 を選定するにあたり、全体バランスには十分配慮しました。
わが国には、人生のスタンスのとり方として、知・情・意 という三つを考える考え方がありますが、エリック・バーンの交流分析(Transactional Analysis)では、自我状態として、CP(Critical Parent)、NP(Nurturing Parent)、A(Adult)、FC(Free Child)、AC(Adapted Child)の五つの要素で考えています。
私は、これらを参考にファッションと同じく四象限として考えました。交流分析的にいえば、父親(男)と母親(女)、そして、大人と子供、この対立をクロスさせて四象限と考え、一方、日本的には、知・情・意 に生命力・本能的なものを加えて四象限としました。生命力的なものをなんと表現するか、気、あるいは、魂、あるいは、活、根、勢、胆でしょうか。これら四象限をふくらませて、人物イメージ語113を選び出しました。

    

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