語感による科学的名づけ

科学的名づけ

    切り口いろいろ 赤ちゃんのお名前  

この14日、赤ちゃん本舗は「2018年 赤ちゃんの命名・お名前ランキング」を発表した。男の子、女の子の上位5つを分析してみた。
言葉の音の持つイメージはクオリアの状態である。そのクオリア状態のものを言葉として切り出すには、いろいろな切り口がある。物理的な、あるいは素材感としてのイメージ、人間個人としてのパーソナルなイメージ、そして、いわゆる一般的なイメージなどである。 
今回は4種類の切り口からのイメージを出してみた。それぞれ違ってはいるが、同じものの異なる側面なのである。全体として、感じ取って欲しい。
     (平成30年11月23日)

れんひろとはるといつきみなと
1個性豊か繊 細ほのぼのキ リ リ充実した
2物怖じしない格 調温 かキラキラ豊 潤
3積極的キ リ リ社交的クリア豊 か
4ダイナミック風 格ワクワクりりしい温 か
5力強い気 品面倒見のよい意 志包容力
1軽 快妖しさ柔らか素 直緩 い
2賑やかきっちり儚 さ緊張感粘り気
3輝き・眩い楽しい浮遊感小さな刺激穏やか
4上 品キュート楽しい際立ち柔らか
5シャープがっちりソフトしっかり潤 い
1明るい小さい柔らか小さい粘 り
2滑らか冷たい粘 り鋭 い湿った
3粗 い鋭 い温 か冷たい柔らか
4粘 り地味・暗いゆっくりキ レ地味・暗い
5軽 いゆっくり軽 い速 い豊 か
1天真爛漫信念・決断柔 軟生き生き豊か・豊潤
2信頼感受容・忍耐フェアーチャレンジング包容力
3フェアー自負心天真爛漫キュート癒 し
4生き生き生き生きオープン信念・決断やさしい
5責任感チャレンジングやさしい知 性受容・忍耐
*********************************
あおいゆうなひまりさくらめい
1ほのぼの柔 らか繊 細快 活豊 潤
2ほがらかやさしいキ リ リ軽 やか充実した
3温 か世話好きクリアピチピチ豊 か
4豊 か親しみやすい清 楚さわやか元 気
5のびのび仲間感キラキラカワイイやる気
1ストレート情緒・情念冷たい滑らか情緒・情念
2ヤンチャ揺らぎ秘やか速 い緩 い
3小さい楽しい妖しさ楽しい親近感
4安定感滋味・深み緊張感急 ぎ信頼感
5軽やか柔らかキリリスカッ粘り気
1明るいゆっくり冷たい速 い粘 り
2小さい地味・暗い鋭 い滑らか湿った
3豊 か柔らかキ レ軽 い柔らか
4大きい粘 り速 い希 薄小さい
5柔らか鈍 い小さいキ レ温 か
1生き生きやさしいクールクール癒 し
2チャレンジング癒 し生き生きスマート受容・忍耐
3信念・決断受容・忍耐キュート知 性豊か・豊潤
4夢・情熱柔 軟チャレンジングフェアー生き生き
5思いやり思いやり知 性キュート責任感

    今年の赤ちゃんの名前ランキング  

今年の赤ちゃんの名前ランキング男女上位10が、ベネッセから出た。
男女の上位の名前の音を分析してみた。
さすがに、男子は「力動感」「ワイルド」「たくましい」、女子は「繊細」「清楚」「グラマラス」「豊潤」とそれらしく出たが、「ひなた」は男子でありながら「繊細」「清楚」「清らか」と女子紛いに出てしまった。今時の親が、女々しくなったのか、モノセックス的になったのか。ただ、表記は「陽太」と堂々たる男の名前である。
なお、「蓮」は以前にも分析したが、今回とイメージ語が違っている。これは切口が違うためで、底に流れるイメージは同じものである。分析エンジンも、切口の異なるものをいろいろ用意している。
       (平成30年11月5日)

れんひまりはるとめいひなた
******************************
1強 烈清らかなつかしい豊 潤繊 細
2力動感キリリ温 か充 実清らか
3にぎやか繊 細ワクワクグラマラスキリリ
4ワイルドクリアイキイキみずみずしい清 楚
5本格的清 楚たくましい豊 かクリア

    今年の赤ちゃんの名前  

某生命保険会社によると、今年生まれた赤ちゃんの名前で一番多かったのは、男の子が‘蓮’で、女の子が‘凛’、と‘陽菜’だという。
語感分析してみた。

陽 菜
1味わいりりしいやさしい
2渋 いキラキラほのぼの
3個性豊かハキハキ柔らか
4ボリューム感キリリ暖 か
5力強さ潔 さ明るい
1個別・離散性切 れ拡散・広がり
2繋がり透明感軽 い
3充ちた・塊り固 い温かい
4固 い個別・離散性自然に
5切 れ意思・指向性外向・オープン

男の子の‘レン’は語感としては個性的ということになるが、意味的には‘連続’、‘連帯’を連想させ、また/e/が入っていることから繋がりを感じさせるのでバランスが取れているのかもしれない。
女の子の‘リン’、と‘ハルナ’は対称的で、方や自立した知性的な女性、方ややさしい昔のお母さんという感じでまさに両極端である。
ちなみに、‘蓮’、‘凛’の先頭音は/R/であるが、本来の日本語である大和言葉には先頭に/R/のくるものはない。大和言葉では/R/は語尾の活用変化に多用されるが、語頭に使われるようになったのは漢語の導入以来である。当時の中国音を聞き見做すのに/R/を使わざるを得なくなったのであろう。そのためか、われわれ古い日本人には、ハイカラかもしれないが馴染みにくさが感じられる。その点、‘陽菜’は、‘はる’にしろ‘な’にしろ古来からの大和言葉で親しみが感じられる。
     (平成26年12月9日)

    科学的 名づけ なんてあるのでしょうか  

 そもそも名前は、その子にすこやかに育って欲しいという親の願いを込めてつけられます。
この親の願いはどこに込められているのでしょうか。

  字画は日本だけの占いの一種です。科学的根拠はありません。

 一般的に考えられるのは意味でしょう。明るい子に育って欲しいから明子。ただ、この親の願いがその子に伝わるのは、その子がその名前の意味を理解できるようになってからです。5・6歳では無理でしょうか。’遼’ではどうでしょう。本当の意味が分かるのはもっと後でしょう。しかし、親の願いは伝わっているのです。しかも、もっと以前に。( 幼児が自分の名前を特別なものと意識し始めるのが生後4ヶ月だそうです。)

  親の願いを伝えているのは音の響き 語感 です 

 意味を理解するずっと以前に、その子は自分の名前の音の響きにさらされます。その音の響きにさらされながら自分という意識も芽生えてきます。したがって、その音の響きは自分と一体となったものとして脳に焼き付けられていくのです。意味を理解するずっと以前に。

 ことばの音の響き、これを 語感 といいます。

   名前 と 性格  

 その子の名前の語感が、親の願いとして子に伝わり続けるのです。’遼’という意味が理解できなくとも、’RYOー’という音の響きから、さわやかであれ、のびやかであれという親の願いが伝わるとともに、その子に自己イメージの一部としてしっかり焼きつくのです。’RYOー’と呼び続けられば、そのように育つのです。子供の性格にその子の名前の語感が大きく影響を与えるのです。
 ことばの音の響き・語感にどのようなイメージがあるのか、それを明らかにするのが語感分析です。

    その子の名前は 親のからのメッセージ です !!!  

   パパ と   ママ と  が似ている ?  ( 音で分析すると)  

 それぞれの音から、それぞれのイメージにマッチした性格を割り出し、その性格を交流分析的に表現してみました。
 パパと父、ママと母、それぞれが非常に似ています。それにしてもお父さんて、洋の東西を問わず、子供っぽいですね。
 さすが、厳父、慈母となると昔のイメージがよく出ています。

パパFather厳 父
厳格ガンコ親父・度★★★★
やさしい甘アマかーさん・度★★★★★★★★★
フェアーでクールなオトナ・度★★★★★★
天真爛漫のびのび・度★★★★★★★★★★★★★★★★★★
素直でおとなしいイイ子・度★★★★★★
ママMother慈 母
厳格ガンコ親父・度★★★
やさしい甘アマかーさん・度★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
フェアーでクールなオトナ・度
天真爛漫のびのび・度★★★★★★★★★
素直でおとなしいイイ子・度★★★★★★★★★★★★★★★

 慈母 は大和言葉ではなく漢語由来のコトバで、母 の発音は漢音 /ボー/ からきたものと思われますが、語感的に母性のイメージが非常によく出ています。大きく、柔らかく、しかも、どっしりしています。現在の中国語音 /マー/ に比べて、重く、パワーが感じられます。
 かの国でも、昔のお母さんの方が堂々と貫禄があったのでしょうか。

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